「のくび(野首)」昭和36年8月 「地名をたずねて」より

写真は瓜生野の野首下地区(当時)

野首部落は市内瓜生野にある。[中略]ここは西の方の久保、竹篠からのびてきた丘地が大淀川に迫っているところにあり、直純寺の岡を頭とすれば、ちょうど首にあたる野首という名の起ったゆえんであろう。

 佐土原町にも「ノクビ」というところがある。 [中略] ここは佐土原城の南で、南方から佐土原城に入る入口にあたるのである。[中略] 宮崎城にも四つの入口があった。 [中略] ここにも野頸があり、それは宮崎城のある丘地が池内で挟まっている首のようなところを指している。

 だから野首という地名は一連の丘が狭まった首のようなところの意味であるが、それゆえに城を築く上にはもっとも重要な地点であったということができる。

この記事をおすすめする人

「のくび(野首)」昭和36年8月 「地名をたずねて」より 写真

miyazaki ebooks編集部

宮崎県内の観光・情報誌や広報誌などを電子書籍にして、厳選された記事を読みやすくお届けします。



人気記事