現住人口と交流人口だけじゃない。まちづくりに参画する人口が創生のカギ – 小林らしい「30年後も持続可能なまち」への挑戦⑤ –

人口減少や少子高齢化が進み、「消滅の可能性」もささやかれる地方。子育て、医療、雇用、地域経済振興など、若い世代が夢や希望を実現できる地域づくりが喫緊の課題となっています。
市では、国の「まち・ひと・しごと創生本部」の動きに対応し、市役所組織の総力を上げて取り組むため、11月19日、「小林市地方創生本部」を創設。
これまで進めてきた「協働のまちづくり」を柱に、「30年後も持続可能なまち 小林市」を目指します。
今号では、今の小林市のうごきから、「地方創生」のヒントを探ります。

Case5 [協働のまちづくり]

[定住人口の増加が困難になりつつある地方]

人口減少や少子高齢化が進み、「消滅の可能性」もささやかれる地方。子育て、医療、雇用、地域経済振興など、若い世代が夢や希望を実現できる地域づくりが喫緊の課題となっています。
市では、国の「まち・ひと・しごと創生本部」の動きに対応し、市役所組織の総力を上げて取り組むため、11月19日、「小林市地方創生本部」を創設。
これまで進めてきた「協働のまちづくり」を柱に、「30年後も持続可能なまち 小林市」を目指します。
今号では、今の小林市のうごきから、「地方創生」のヒントを探ります。

Case5 [協働のまちづくり]

医療、福祉、子育て、経済対策など、人口減少対策のためにとらなければならない対策は多岐にわたります。
現住人口を維持し、交流人口を増やすことが人口対策の基本です。
さらに必要なのが「まちづくりに参画する人口」。小林市は「協働のまちづくり」を根幹に地方創生に挑みます。


定住人口の増加が困難になりつつある地方

日本創成会議が公表した「消滅可能性都市」896自治体に、小林市もその名が上がりました。人口減少を防ぐためには、小林市に住む人=「現住人口」を維持する対策が不可欠です。しかし、全国で、少子化や都市部への人口集中が進む中、地方の現住人口の増加は困難になっています。


訪れる、応援してくれる人口を全国に増やす

そこで、訪れる(交流する)人=「交流人口」を増やすことによって、地域の活力を高めていくことが必要です。観光、通学、通勤や農家民泊などの場を増やし、小林市の魅力を磨き、PRしていかねばなりません。しかし仮に、訪れるだけでなく、小林市に関わる人を「交流人口」とするのであれば、出身者、マルシェで小林の物産を買ってくれる人、ふるさと納税をしてくれる人、市のホームページを閲覧する人、その他さまざまな人を交流人口として考えることができます。住んでいなくても、訪れることは少なくても、小林市を応援してくれる、気にかけてくれる、そんな人たちを増やすことから、一歩一歩確実に進めていくことが、今の小林市のスタイルです。霞マルシェや新たな魅力の創造も、ふるさと納税も「交流人口」を増やすための大切な一歩です。


参画する人口を増やし小林の未来を創生

そして市が進めている「30年後も持続可能なまち」を実現するためには、「まちづくりに参画する人口」増加がカギになります。まちづくりは、難しいことではありません。ごみを分別する、元気にあいさつをする、交通ルールを守る、簡単なことから始めませんか。その一歩の積み重ねが、地方創生の力になります。


『協働による中心市街地再生は、地方創生の好機』
中央大学総合政策部・細野助博教授

「地方創生」は、まず市民一人一人が、どうしていきたいか、何ができるかを考えることが重要です。そういった意味では、今、市が進めている「中心市街地活性化」はチャンスです。須木や野尻の人たちにとっても、関係のない場所ではありません。さまざまなアイデアを出して、全ての人が活用できる中心市街地を作り上げてください。中心市街地活性化基本計画を策定している、まさにこの時に、市民一人一人が関わってほしいと思います。


『趣味のどんぐり細工で講師に。子どもとの交流でこちらが元気になる』
小林小まつりで「どんぐり細工」の講師として参加
元脇芳さん

趣味でやっていたどんぐり細工ですが、今年は4校ほど講師として招かれました。教えていると、子どもたちが喜んでくれて、こちらも元気をもらいます。子どもの中には、家に遊びに来てくれる子がいたり。子どもとの交流の場が、今では生きがいになっています。


『市民の皆でつくる中心市街地に。青年部も積極的に関わっていきたい』
2917人分の中心市街地に関するアンケートを回収
小林商工会議所青年部・北ノ薗裕一郎会長

7月~9月、青年部の34人で手分けし、中心市街地に関するアンケート調査を行いました。周辺の人だけでなく、皆が使いたいと思う中心市街地を作っていきたいですね。そのためにも、一人一人が考えを出していくことが必要。自分も積極的に関わっていきたいですね。


11月中だけでも、多くの市民が講師や先生として教育の現場に参加しました。市民一人一人が持つ得意分野を、まちづくりに発揮することで、もっとすばらしいまちになるはずです


市役所も総力を挙げて地方創生に挑みます

国と県の「まち・ひと・しごと創生本部」の働きに対応し、市役所組織総力を挙げて取り組むため、 「小林市地方創生本部」を設置しました(本部長...市長、副本部長...副市長、本部員...全部長級) 。また調査研究組織として、プロジェクト会議を設置。全職員のアイデアなどを議論し、多彩な人口減少対策を検討します。11月19日には、第1回となる本部会議を開き、目標や施策の全体方針などを確認。小林市は官民ボーダーレスで、地方創生に市民総力戦で挑みます。


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